コラム

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外壁材の基礎知識(まとめ)

外壁材は種類ごとに特徴があり、それぞれ劣化の仕方やメンテナンスの優先ポイントが違うので、具体的に「気をつけるべき点」を整理しました。

1.サイディング(窯業系サイディング)
  日本の戸建て住宅で最も多い外壁材
  セメントを主成分にした板を張り
  合わせる工法で、デザインが豊富

  ・主な劣化症状
   ・コーキング(つなぎ目)の
    ひび割れ・剥がれ
   ・表面の色あせ、チョーキング
    (粉をふく状態)
   ・反りや浮き

  ・メンテナンス時期
   7年~10年程度で塗装や
   コーキング打ち替え

  ・放置すると
   つなぎ目から雨水が入り込み、
   下地材や室内に雨漏り被害が
   広がる可能性

  👉サイディングの家は「コーキングの
   状態」を最初にチェックするのが
   鉄則です

2.モルタル壁
  昔ながらの家に多い左官仕上げの壁
  独特の風合いがある一方で、
  ひび割れが課題

  ・主な劣化症状
   ・ヘアクラック(細かいひび割れ)
   ・構造クラック(大きな亀裂)
   ・塗膜の色あせ、剥がれ

  ・メンテナンス時期
   10年ごとに塗装、
   ひび割れは早めに補修

  ・放置すると
   クラックから雨水が侵入し、
   内部の木材を腐食。カビやシロアリ
   被害につながることも

  👉モルタルは「ひび割れを見逃さない」
   ことが何より重要です

メンテナンス時期は基本的な目安です。立地やその土地の気候によっても左右されるので、定期的な点検を行いチェック、補修をしていくことをおすすめします。お家の点検はぬりパンダ🐼にお任せください!ドローンによる無料点検も実施しております。お気軽にお問合せください。

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